「家づくりの中で、一番こだわりたいのはお風呂」 そんな声を多く耳にします。
1日の終わりに、疲れを癒やす場所。 家族との団らんのあと、ひとりになれる時間。 心と身体を“リセット”するためのお風呂は、単なる水まわりではなく、暮らしの質を高める空間です。
特に「木の家」だからこそ感じられる、“お風呂の質感”とはどんなものなのでしょうか? 今回は、木という素材がもたらす五感で感じる癒しについてご紹介します。
お風呂に入った瞬間、ふわっと鼻に届くヒノキやスギの香り。 これは木材に含まれる「フィトンチッド」という天然成分によるもので、森林浴と同じようなリラックス効果があると言われています。
水分を含んだ木は、香りがより豊かに広がります。 とくにお風呂場では、湯気が空気中に香りを運んでくれるので、深呼吸したくなる心地よさがあるのです。
タイルや樹脂製の床と違い、木の床材は冷たさが少なく、やさしい感触。 濡れた素足で歩いてもヒヤッとせず、すべすべとした木肌が心地よく、まさに“素足が喜ぶ質感”です。 特に脱衣所や洗面室など、床に無垢材を使うことで、裸足の時間がもっと快適になります。
木のある空間は、光の反射がやわらかく、目にもやさしいと言われています。 間接照明や小さな窓から差し込む光が、木目に沿ってゆるやかに広がる様子は、まるで旅館にいるかのよう。 お風呂まわりの天井や壁に木を取り入れると、それだけで空間全体が“落ち着き”に包まれるのです。
私たちの家づくりでは、「木の魅力を活かしたお風呂空間」を数多く手がけてきました。 木の種類、使う場所、湿気対策など、経験に基づいた最適な提案をさせていただきます。
「木の家に住んでみたいけれど、水まわりが心配」 「ユニットバスでも木のぬくもりを感じたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。 自然素材に包まれる、特別なお風呂のある暮らしを、一緒に叶えましょう。